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静脈血液ガス検査

通常血液ガス検査は動脈血を用いて行いますが、ファンコーニでの血液ガス検査は、動脈血でなく静脈血で行います。

ファンコーニでは、代謝性アシドーシスの傾向を見ており、検査機では多くの項目が測定できるのですが、実際に使うのは、pH, HCO3, BEの3項目のみといっても過言ではありません。

現在国内では数社が血液ガス測定機を扱っていますが、私自身は、IDEXX社の血液ガス検査機を使用しています。同時に電解質も測定できるので気に入っています。

 

ただ、機械の購入費の上に、ランニングコストがかかります。測定キットの他に測定用のガスボトル、キャリブレーションキットなどです。

有効期限があまり長くないので、救急病院などのような重症救急患者を受け入れるような病院にはいいと思いますが、私のような一般開業医には優先順位が低い検査機ではあると思います。

私の場合、数頭のバセンジーのために購入を決意したところ、結局は多くのバセンジーが来てくれるようになり、その結果今日のように他の獣医師の皆さんより多くのファンコーニ治療を経験させていただけるようになったわけです。

血液ガス検査は、少量のヘパリンを入れたシリンジで採血してすぐに測定(通常15分以内)するのが一般的ですが、私の場合は、他の血液生化学検査も同時に行うので、普通に採血してすぐにヘパリン入りの容器に分注し、そのまますぐ測定します。

重曹投与中の場合は、投薬後8-9時間(2015年ゴントープロトコール改訂版では、6-8時間後が良いとなっていますので、今後はそのように徐々に変更していくつもりです)に出来るだけ採血になるよう設定して、午後の予約枠に入れています。

午後3時の予約なら、午前7時頃に重曹や、その他の投薬も行っていただきます。通常絶食も指示していません。

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